沢山の呪縛から解き放たれる時。その時には特殊なことが起こるのかもしれない。
今回は、昨年に続き再び訪れたイタリア南部の町"Taranto"で行われたコンクールの思い出を記します。
▼振り返ってみると、出発の朝からミニミニ・ハプニング続きでした。
いつものようにBruxelles Gare Midiへと自転車で向かったのですが、駅の近くの駐輪場はいっぱい。違う場所にある最寄りの駐輪場を調べてへと急いで向かい、駅に着いたのは予定時刻の数分前。重い荷物を抱えながらダッシュで切符を買って、息を切らしながら電車へと駆け込みました。
あ、空港についてからは受付カウンターを間違えて、ロビーの端から端を移動したなぁ。
今回はナポリ経由でタラントに赴きました。
移動時間は飛行機2時間+電車5時間の約7時間。電車の中は、荷物に注意しつつ、爆睡でした。。。長かったなぁ。。。
さて、タラントについてホテルにチェックイン。
おもむろにコンクールのFBをチェックすると、なんだか既にコンクールが始まっている模様。参加者の写真や、審査員の方々の写真が更新されていて、「どゆこと!?」という謎の衝撃に襲われたわけでございました。
よくよく調べてみると、コンクールスケジュールが何故か二つ書いてあって、本当の一次予選はすでに始まって終わっていると言う。。。まぁ、その時は動揺が激しかったですね。
急いで事務側に連絡をして、翌朝に、一次試験を受けることが出来ると言う決定をしていただきました。オーガナイズ側の不備だという事で謝罪もされて、とても誠意を以って対応していただきました。
と言ってもね。その夜は興奮してしまって徹夜。そして、上の決定がなされたのは翌日の早朝の出来事だったので、仮眠を少し取ってから、お昼に一次試験を弾いたわけです。
そんなこんなで一次を弾いたわけですが、嬉しいことに一次を突破!!
これまで沢山の悔しい思いをしてきたので、とても嬉しい結果となりました。
一次の後、その日の夜に二次を弾くという強行日程。その間の時間は、正直ヘロヘロでした。
練習室として提供されているおじいさんのお宅で疲れている表情をしていると、親切にもビタミン飲料を作っていただいて、とても染み入りました。
「テニスをする時に僕はこれを必ず飲んで、、ムキムキだよー」
みたいなと事を言ってました。おじいちゃんは元気です(笑)
そして二次へ。
どうなるかと思いましたが、自分なりの演奏が出来て、友達と何人かのお客さんに「感動した」と言われて、そう感じてもらえたことが非常嬉しくく思いました。
日本人の新しい友達とも出会え、結果もついてき始めた今回は、とても実りの深いコンクールとなりました。
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