今回は指の働き方について
▽この項を書くにあたっては苦心を重ねました。と言うのも、この項を書くために自分なりの再検証を試みている中で、次々に新しい気付きが得られました為です。すると自分の中での表現が次々と新しい言葉の書き換わっていきました。
そんな中で、一つのまとめとして、ある程度確定的な部分を記そうと思います。
▼指の動きの起こる場所
基本的な"指"の動きは、基節骨の底から起こります。
そして指の動きが起こる場所は手のひら側(内側)にあり、基節骨の底を起点として、指の動きは中手骨と区別されます。
そして指の動きが起こる場所は手のひら側(内側)にあり、基節骨の底を起点として、指の動きは中手骨と区別されます。
▼中節骨
基節骨と末節骨の真ん中に中節骨が存在します。(基になる骨があり、末に骨があり、その中間に骨がある)
鍵盤のコントロールは、この三つの関節の底をよく意識して、打鍵の力が手の内側に向かう事を感じながら弾くとよいでしょう。
鍵盤のコントロールは、この三つの関節の底をよく意識して、打鍵の力が手の内側に向かう事を感じながら弾くとよいでしょう。
▼連動する指
指の動きは、指先の動きに伴います。三つの関節は連動して、打鍵の強さや音色作りを担います。
厚みのある音色を求める時ほど、基節から動かす意識が必要となり、パッセージが細かくなるにつれて末節の動きへと移行していきます。
厚みのある音色を求める時ほど、基節から動かす意識が必要となり、パッセージが細かくなるにつれて末節の動きへと移行していきます。
▼身体からのエネルギーを受け止める
基節骨は、身体からのエネルギーを受け止めて支える"要の場所"でもあります。この時も、エネルギーを受け取るのは常に手のひら側(内側)であり、エネルギーが手の外側に逃げないように注意しましょう。
まとめ
・指の動きは底から起こる。
・動きはいつも内側に向かう。
・末節・中節・基節骨の底が連動して鍵盤をコントロールする。
次回は親指・手のひら・手首について
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